普段は、しごと場の障子は開けることはなく
必要最小限の照明なのでうす暗いしごと場です
なんとなくこちらのほうが落ち着くのです
梅雨入りをした日、なんとなく障子を開けてみようと
おもいました
梅雨空の日で、重い雲に覆われていたのですが
それでも光がしごと場の奥深くまで差し込んできました
その光の先に視線を向けると
土揉み台と水かめの間に光が差し込んでいます
土揉み台はこのしごと場が始まった頃からここに置かれているのでしょう
100年以上、このしごと場の光景を静かに見守っています