すこし酔いたいとき 小さな器を出してきて 何を考えるでもなく 手にした器に問いかけるのです
暴力的な暑さも少しずつ やはらぎ ボーと寝転がる居間に 秋を楽しむように鳴き競う 虫の音を聞いています 日付がかわろうとするこのときが なんとなく好きなのです 古の人もおそらく聞いたであろう 秋虫の音を聞きながら 酒盃を手にしています
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